十一月 霜月 |2007



11月30日

今月も今日で締め。今年もいよいよあと一ヶ月。
去年の今頃は個人的にいろいろなことがあって精神的にも大変な時でした。家族の健康がいちばん。しみじみとそう思います。しかししかし、今年をふりかえるにはまだまだ早い。ラストスパートの一ヶ月です。そして来年の準備も怠りなく。やっぱり今月も忙しそうだ。師は走る。弟子もつられて走る奔る。

 

今日はジョージの命日です。6年前の今日のことはよく憶えています。パソコンのニュースで亡くなったことを知ったのですが、じわりと涙が止まりませんでした。夕方長男防から電話があって、わたしがジョージが好きなことをよく知っているものですから電話の先で声にならず、息子に慰められたのも初めてのような気がします。私たちの世代にとってジョージは家族のようなもの。毎日忙しくして、帰宅してからもゆっくりくつろぐ暇もないのですが、昨日はひさしぶりにジョージのCDを聞きました。

あれから6年の月日が経ったわけです。

 


11月27日(明日の分も)

明日あさっては連休をいただきますが、私は仕事で両日とも休めそうにありません。感謝感謝、、、う〜感謝、、。

そうそう、ハリス・アレクシーウについてひとこと。

バブルの真っ最中に来日した彼女のコンサートを深夜放送のテレビで見たのがきっかけでさっそくCDを購入してよく聞きました。

それがこのアルバム、祈りをこめて、です。彼女はすでにベテランの歌手なのですが、このアルバムでは思い切った若返りをはかったのかプロヂューサ-の音造りは明らかにピーター・ガブリエルかブライアン・イーノか、といった雰囲気ですね。しかし、日本でのコンサートはこのアルバムからの曲が中心でしたが演奏はギリシャ伝統のブズーキをメインに据えた伝統的な音造りでした。音も練り上げられていて、バンドとの一体感がすばらしかったです。

若造りといえばその昔、美空ひばりが「真っ赤な太陽」をブルー・コメッツのバックで歌いましたが路線はおんなじかな?(なんていうと、どちらかから怒られそうですが)
歌いっぷりがどこかファドの女王、アマリア・ロドリゲスにも似ているような、、、女王は女王を知る。残念ながら女王にはなれなかったけれど、都はるみもわたし、大好きです。

このアルバムは日本での第二弾。売れたかしら?早いものであれからもう十数年。いやはや。

 


11月27日

建築会社が悲鳴を上げています。例の確認申請の改正ですが、しかし、逆に来年は良いのかもしれませんね。つい先日も倒産が増えているなんてここの日記に書いたばかりですが。来年の経済状勢までは分かりません。悲観的な見方、楽観的な見方、ま、楽観的なほうに組したいですが。

しかしイヤな事件が多いですね。なんだか日本人のたがが抜けてしまったようでいったいこの国は(この世界は)どうなってしまうんだろう?権威が地に落ちてしまったことがいちばんの問題なのでしょうか。
そういう私たちの世代は権威に逆らってばっかりで、まさに権威をおとしめることに血道を上げた世代(その末端ですが)なのかもしれませんが、だからといってこんな世の中を目指したわけでもないのでしょうに。

破壊することに夢中になって、建設に無頓着だったのかしら?

子供たちになにか伝えられることがあったのかと今更ながら反省ばかり。

寒くなりました。うちのクララも丸まって、なんだか卵のようになっています。みなさま風邪など召されませぬように。

聞こえてくるのはギリシャの歌姫、ハリス・アレクシーウの「祈りをこめて」
まさに、まさに。


 

11月25日

はい、これが大勝軒のお持ち帰りラーメンです。どうぞ、召し上がれっ!
店主の試行錯誤の末に、お店で食べるのとまったく変わらない味を実現したそうです。この二人前のラーメンがはいるようにと特製の鉢を買いました。付け合わせはコップ一杯のお水のみ。

美味かったあ。たまりません。スープ表面の大勝軒秘伝の油のせいで湯気は一切でません。で、食べ終わるまでスープはぜんぜん冷めません。気をつけないと火傷をします。麺は二人前。そのスープの練り上げられた味はとてもそこいらのラーメン屋で出せる味ではありません。幾層にも織りなすように編み上げられたその絶妙の味。仕込みになにを使っているのか想像だにできません。家族全員で幸せを感じる食後の時間。偉大なる大勝軒に乾杯です。店主の草村さん、お元気でしょうか?

さて、昨日は2件のお申し込み。アクセス数は今年最低を更新。おいおい。
今年の勢いもここにきて少し鈍り気味です。5月以外はずっと繁忙期のような今年の勢いでしたが、ここにきて一服かな。

一服といえば思い出すのは三島由紀夫の「金閣寺」のラスト。金閣寺に火をつけた主人公が山の斜面でへたり込んでタバコを吸い、「一仕事をおえた職人がそう思うように、生きようと思った。」

斜陽の不動産業界で、生き延びたいものですな。(笑い)

P.S. そういえば、今日は三島由紀夫の命日かしら。

 

雰囲気だけでもお裾分け。P.M.12:35、来ました来ました、大勝軒です。
今日は早仕舞いだっ!えっ?

 

11月24日

今日は大勝軒からラーメンがやってきます。まさに、「ラーメンがやってくる!やあ!やあ!やあ!」ってなわけです。

年に何回か永福町の大勝軒に電話して送ってもらうのですが、もちろん大勝軒で食べるのがいちばんなんでしょうがなにぶんにも距離があります。結婚した頃、杉並区の宮前に住んでいたので大勝軒まではすぐの距離でした。その後、深大寺に移り住んでからも大勝軒は車ですぐの距離でした。そういえば、その昔、まだ二十歳そこそこの頃、チンドン屋の親方にお世話になっていたことがありまして、(ストリートミュージシャンだったわけですね、ふふ。)チンドンの仕事が終わるとかならず永福町でおりてそこから初台の親方の家にバスで帰るのですが、遠目に大勝軒のにぎわいを見やりながら「あそこは人気があるんだよね。こんど食べようか」とかならず誘ってくれるのです。が、しかし、とうとう親方と行くことはありませんでした。ま、親方は昔気質の人でしたから、麺といえば日本そばと決まっていたのですね。

わたしがお世話になっていた親方は屋号が都屋といい、仕事熱心な、チンドンの音も味のある渋いたたき手でした。日本舞踊をやっていたので女型もこなせる芸達者な方でした。そういえば、よくいっしょに仕事をした親方に喜楽屋の親方というちゃきちゃきの下町の江戸っ子で破天荒な親方がおり、この人は仕事の終わりに締めの曲を始めると延々とたたきはじめ、クラリネットのナントカさん(名前を忘れてしまいました)と競うようにたたくわけです。で、エンディングでは突然バチを放り投げたりして、ホント、おもしろかったですねえ。酒と女と賭け事と。そのあいまにチンドンを。人生すべからくケセラセラ。

おっと、さて、さて、仕事仕事。親方、お元気かしら?

 


11月20日

いやあ寒いっ!いきなり夏から冬がやってきたようで、美しい日本の四季はどこへ行ったのやら。18日に載せた写真は週末の土曜日の写真です。半袖です。やれやれ、ですな。

今日は事務所でふるえていますが、でもって、なぜか今日は突然メールが送信できません。受信はできるのですが、comohouse.comやyokosuka-chinntai.comやyokosuka-fudousan.comで送ろうとしてもペケ。サービスプロパイダのアカウントからなら送れるようでちょっぴりホッ。しかし、原因は?????

南極海での日本の調査捕鯨がまた槍玉に挙げられています。「クジラを救え!」というわけです。以前にもここの日記に書いたことがあるのですが、水産資源としてのクジラを調査しようとする日本と、海の知的生命としてのクジラという生き物を保護しようとする考え方に歩み寄る垣根はあまりにも高い。

クジラを食べなければ人間が滅びるわけではなく、飢餓の果てにクジラを追い求めるわけでもなく、ただ日本の伝統的な食文化を守れというのもちょっとスヂ違いだと思いますがねえ。だいたいクジラを食べたいと思っている日本人がそんなに多くいるのでしょうか?私なんか、食べ物が貧弱だった戦後の昭和三十年代にあまり美味しくもない鯨肉ステーキをよく食べさせられた覚えがあるくらいで、それ以来口にしたこともありません。鯨にかぎらず、いずれはマグロだって捕殺禁止になるかもしれません。そのときもまた、日本の寿司文化を守れといって日本人は立ち上がるのでしょうか?

歌は世につれ世は歌につれ。食べ物だって世につれてしまいます。いいじゃないですか、ミシュランの三つ星が東京には八件もあるんだし、すぐれた想像力で新しい食文化を創造すれば。と、思うのですが。

 


11月18日

先日、古木を買いにいった話しをしましたが、やってきました、見ようによっては何の変哲もない古木が。つい二三ん日前のことですが、何本かの柱をブラシでごしごし、このあと加工して塗装ですが、さて、なんで塗るか?植物性のオイルか柿渋にベンガラでも混ぜてみるか?楽しみです。三寸ほどのひん曲がった柱材(?)ですが、これを加工してドアの枠材に使います。

こちらの板もまた、独特の表情ですね。表面はなんで削ったのか、チョウナでもなさそうで、鑿かなあ?

ほかにも太い梁やら6寸の臍あな付きの柱やテーブル用の一枚板長いベンチ用にちょうどいい不思議な板やら、これから加工が大変ですが、不思議とわくわくするもんです。

 


11月17日

寒くなりましたねえ。一昨日までは半袖、今日はぶるぶる。このところ、日記も途絶え気味で失礼しました。いやあ、忙しい。

さて、ふるえながらの本日の日記は、稲尾投手の訃報から。

南海ホークスのファンだった私にとって、稲尾投手、中西選手は強敵でした。小学生の頃のたしか「楽しい一年生」みたいな本の綴じ込みに野村と杉浦が並んで写っている写真があって、そこには「西鉄なにするものぞ」という見出しがあって今でも強烈に心に残っています。とくに稲尾投手には、私が大分の出身なものだから格別な思いがありました。隣町の別府出身で、別府にはまた叔父や叔母がいたものですから、そこの出身の漁師の息子なんていうと他人のような気がしませんでした。

小学校6年のとき、修学旅行で福岡にいきましたが、見学コースに福岡球場があって、スタンド席から西鉄の選手が練習しているのを眺めた記憶があります。あの永遠の杉浦投手も今はなく、そしてまた一人野球の神様がいなくなってしまいましたが、思い出だけは色あせることはありません。

感謝感謝。

稲尾投手のご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。

 


11月13日

しかし快晴。今朝はくっきりと房総半島が見えました。

最近はホームページの更新もずっと自分ではやっておらず、たまに不具合が発生すると対処に手間取って「おっ、このエラーは何の予兆?」なんて、すっかり忘れてしまって弱ったものです。いくつかのファイルがコンフリクトをおこしたり、ホームページも人の子。繊細な思いやりが必要なのです。

そろそろリニューアルを、と思いつつも、これがまたはまると永くかかるものですからおっかなびっくり。すてきなホームページ、とびつきたくなるようホームページ。おもわず受話器に手が伸びる、そんなホームページは少ないですね。同業者でも、不動産のホームページは総じて味気ない。

おっ、これは、というサイトがないのは同業者としてはありがたいのですが、ふりかえって自分のサイトを眺めると、あちこちに欠点が見えて、う〜ンと考え込んでしまいます。考えてもはじまりません。実行あるのみ。

先日キャンセルされたお客さまが今日再びご来店。「こんにちは」と元気にはいってこられました。とてもいい子で、キャンセルされても憎めないお客さまっているもんです。さて、この後の展開や如何に。

 


11月10日

しとしとしとしと、秋の長雨。雨が降ると事務所の中は、看板やら飾り付けやらが外に出せないのでなんだか足の踏み場もありません。そのうえ、目の前の海岸から拾ってきた流木まであって狭い上にさらに狭く。ちぢみ思考の日本人、なんて本が一世を風靡したことがありましたね。まさに!

ちぢんでばかりはいられませんが。

そうそう、知らなかったのですが、日本初の無人探査器が月に到達したそうですね。正確には月周回軌道に、ですが。アポロ13はもうすでに遥か昔の話し。日本の技術が月までロケットを飛ばせるようになったなんて、アームストロング船長の月面第一歩の肉声をテレビをとうして聞いた私たちにはにわかに信じられません。そういえば、アーム、、船長の第一声はちょっとがっかりさせられましたよね。そう、あんまり詩的ではなかったです。凡庸、でした。ガガーリンの、「地球は青かった」くらいの衝撃を期待していたのですが。

「月は暗かった」なんていうのも、ねえ。そんなことは云えないでしょうが。むずかしいです。60年代のアメリカとソビエトの宇宙競争は凄まじいものがありました。共産主義と資本主義の争いでした。

しかし、日本の「かぐや」、いいですね。がんばれよ。政府ももっと宣伝しても良さそうなものを。しかししかし、此のさりげなさも捨てたものではありませんが。

 


11月9日

今日はちょっぴり寒いですね。

もう今日は立冬。え?昨日?
そうでした。(笑い)

最近のお問い合わせはメール、飛び込み、電話とパターンがなく、何でもアリということは、その分会社の力が試される時代に入ったということでしょう。いよいよネット不動産もあたりまえの時代。この先にはどんな展開が待っているのでしょうか。ホームページの多角化、多チャンネル時代。これもあたりまえ。ホームページからのバーチャル申し込み、らくらく契約、サット入金システム、解約未然防止システムに保証人連用連座制、入居終止継続、連体仲介料先払いシステム、これに二年後の更新料自動引き落としがついて「入居者死ぬまで御用サイト」の完成。

さあ、行ってしまうのは不動産屋が先か入居者が先か?おっと、割ってはいった大家、お先にごめんなさいシステム。使用料は此のさいごめん。

やれやれ。此の業界も、つかれますな。

 


11月6日

先日、木場の古材問屋まで足を運んできました。あるわあるわ。古材がいっぱいですわ。あれもこれもと見積もってもらったら、あっという間にン十万。いかんいかん。ま、今日のところは相場を確認して、眼鏡にかなう寸法の材を検討つけて、で、再度乗り込むことになります。しかし時間がなんぼあってもたりません。「おお、これはあそこに使えそう、こっちはどうかな?」なんて考えていたらもうたまりません。

この建具はよかったなあ。昭和初期の、建具屋の技術のたしかさよ。一本15万円。古材を使った建築は実はとても難しいのです。どうしたって古材だけが浮き上がっちゃって全体に馴染ませるには思い切った「クレームもいとわない」という強い姿勢が必要になります。もちろんクレームにはさせません。しかしまたこれが難しい。

 


11月5日

民主党、迷走しています。小沢さんという人もなかなか一皮むけません。しかし、年金未納で管さんが辞任、偽メール事件で前原さんが辞任、こんどは連立もちかけられて小沢さんが辞任。こんなことだらけで代表がいちいち辞任していたら政党なんて持ちませんよ。バッカじゃないの。ナイーブだなあ。豪腕?どこが?政権交代?いつ?

ま。しかし。わたしなんか、子供の頃、気がついたら自民党政権で以来今日まで、なんだか一瞬のまばたきにも似た細川政権以外自民党政権しか知りません。(二夫にまみえず、なんて言葉を思い出してしまいます。失礼。)でも私たちの国は民主国家なんです〜う。北朝鮮みたいに一党独裁じゃあないんだぞっ!中国みたいに共産党一党独裁じゃあないぞっ。政権交代だって、あったんだ、ぞ。あ、あった、よね?ええっ?なかったのう?うっそう?

溜め息がでます。たぶん、死ぬまで自民党政権なんだろうな。ま、いいや。なんやかや云ったって、戦争知らずに済んだもんな。ほんと?赤紙なんて、こないよね?ええっ?くるの?いくつになっても一兵卒だって?ほんと〜?しんじられな〜い。

 


11月4日

霜月とはよく云ったもので、それでも今日なんか、半袖一枚。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋。秋は何でもあり。これでは他の季節は浮かばれません。が、よくしたもので、昔から食欲の秋以外は適当にあしらわれているものです。

今日は賃貸のご案内、売買のご案内、建築の打ち合わせと、当社の営業品目が目白押しでちょっぴりお疲れさま。

そういえば日本シリーズの落合采配、あちこちで盛り上がっていますが、どうでしょうか?ま、実情がわかりませんのでなんとも言い様がありません。しかし、現役時代の落合選手も、そしてあのイチロー選手も私はあんまり好きじゃあありません。人生何ごとも意気に感じて「よっしゃ」となるものですが、このふたりの選手に共通するものは「おれがチームを引っ張って優勝させてやるんだ」という迫力を感じないことです。稲尾、杉浦、野村、長島、王、山本、江夏。今季の日ハムのダルビッシュ投手。ダルビッシュは今季、両リーグを通じて間違いなくMVPでしょう。これが野球選手だ、というお手本を若いダルビッシュが見せてくれました。

さて、来年の今頃はどんなドラマが待っているのでしょうか。